2003年11月06日

◆今日の一品◆
H製 運動会の順位の旗
今日はほのぼのタウンから新アイテム、「運動会の順位の旗」が配布になりました。
配布がちょっと遅かったですね。リアルの世界では運動会のシーズンも、そろそろ終わり。文化祭のシーズンも盛りを過ぎてしまいました。
最近の運動会は、学校によっては順位をつけないとか、初めから順位がつくような競技をしないとか、妙な配慮がされているようです。
その理由が、「負けた人が、かわいそう」「いじめの対象になるから」などなど、人権的な理由らしいですが、なんか間違っていると思いませんか?
こどものころ、運動会って楽しいものじゃなかったですか? あなたを含め、まわりに「かわいそうな子」っていましたか?
確かに万年ビリ専門の子もいたし、運動会の時だけヒーロー(ヒロイン)になる子もいたましたが、楽しい思い出になっていませんか?
しいて言わせてもらえば、やりたくないヘンなダンスをさせられたとか、出たくない種目に出なくてはいけなかったところが不本意でした。
この日本の運動会には、大きな間違いが2つあると思うんです。1つは全員参加の原則のために、その種目(競技)に興味のない人も強制的に参加させられるってことです。嫌々やることに、勝手に順位をつけられて、「スゴイね!早かったね!」とか「がんばったのに残念だったね。」とか言われるのは、はっきり言って苦痛です。
もう1つは、「負け」が「かわいそう」っていう発想そのものです。走るのが好きな子が、走りたくて走るのなら、1位がとれなくてもいいんじゃないでしょうか? そして、優勝できなかったことが悔しくて泣いてしまっても、それは「かわいそう」ではないですよ。
この2つの間違いのために、日本の運動会は、「かわいそう」っていう理由から順位をつけなくなったりしています。そして、それは日本の社会構造、そのものですよね。