◆今日の一品◆ |
今日はピッケルタウンから「ステーキセット」が新しく配布になりました。まさに食欲の秋ですね。 ステーキといえば、牛肉。牛肉といえば最高級の「松阪肉」が頭に過ぎりますが、この「松阪肉」のブランドについては、おととしニュースになりましたね。松阪牛の定義はこれまで松阪肉牛協会、松阪肉牛共進会、松阪肉牛生産者の会の三団体が、生産区域や飼育期間などによって、それぞれ異なる定義をしていましたが、生産者や流通業者らの話し合いで、肥育地域を「雲出川と宮川を挟む地域と、南北流域の伊勢市など二十二市町村」と決めたそうです。この規格だと、松阪市とその近郊で育てられた和牛は全部、松阪牛として通用してしまいます。品質的に問題ないのか、ちょっと心配です。 松阪牛を名乗れる条件をまとめると、以下のようになります。 ・三重県の雲出川(くもず)と宮川の間の飼育農家で飼育された牛であること ・メスで処女牛であること(オス肉は一般肉として売られています。) ・牛は兵庫県但馬(たじま)地方産であること ・ちょうど3年間、飼育されていること ・黒毛和種であること こうやって、ラインを引いても、インチキな表示をしているお店もありますから、ブランド名だけで選んでいると、損をすることがあります。本来は「松阪牛」という名前よりも、本当に味でランク分けされるべきなんですが・・・。 インチキ表示にありがちなワナをご紹介しておきますね。 「松坂牛」と表示・・「さか」の字をまちがえて表示、販売するような店には近づいてはいけません。偽物の確率が大です! 「松阪牛」が正解です。 「松阪和牛・松阪産のオス牛」・・・だから松阪牛はメスだけなんだってば(笑) 「松阪産和牛」・・・これは「松阪牛」じゃないそうです。松阪生まれの牛ということらしいです。(苦笑) みなさん、ご注意くださいね。 |