◆今日の一品◆ |
今日も再配布のアイテムだけでしたので、今日から配布になった四男のリニューアルアイテムショップから「家庭用自動改札」をご紹介します。 「家庭用」っていう冗談アイテムなのですが、自動改札といえば駅ですね。自動改札の機械には製造会社のロゴプレートが貼っていないので、わかりずらいのですが、オムロンがトップシェアのようです。1960年代半ば、日本中の鉄道で駅業務の合理化の動きが出てきました。これにこたえるためオムロンが1965年(昭和40年)、国鉄(現JR)神戸駅に多能式電子自動券売機を納入したのが自動改札のはじめてです。またカードシステムの技術からカード式定期券発行機を生み出しました。さらに近畿日本鉄道・近畿車兩技術研究所と共同研究を進め、自動改札機を開発。この3機種の組み合わせにより「無人駅システム」も可能になりました。大阪万博の開催を3年後に控えた1967年(昭和42年)、開発の進む千里丘陵に阪急電鉄北千里駅が新設され、ここに世界で初めての「無人駅システム」が実現しました。JRの東京駅で自動改札システムが完全導入されたのは1990年(平成2年)からです。 |