2003年04月04日

◆今日の一品◆
P製 レンガ壁
今日の新アイテムはピッケルタウンのレンガ壁です。これは人気がでそうですね。
レンガには普通の赤レンガの他に、ヤキスギ(焼き過ぎ)塩焼きと呼ばれるもの、また黒い色をした赤レンガもあります。道路舗装で使われるようなカラーレンガは、分類で言えば、別なものです(焼成品ではない)ヤキスギの色合いはいぶしたような黒っぽいのが特徴で、塩焼きは、表面が光沢がかかります。昔ながらの土管の色を思い出してください。実はあれも塩焼きの技法なのです。また、これ以外に、昨今流行なのがアンティークレンガですが、これは、大別して、解体現場から出されたものを再生した、本当のレンガ、見せ掛けで、実は工場で作っているアンティーク「風」なレンガ、海外から輸入されるレンガと3つに分類されます。強度とか、製品の特性等、質問がたまに当社にまいりますが輸入レンガは、仕入先も世界各国で、船単位で次々やってきますので、正直、把握出来ません。日本国内と同じ事情で、やはり工場で作っているものが多いようです。レンガにはJIS規格のほかに物質的特性の基準として、水分の吸収率や、耐圧強度という項目があり、その仕様に応じて1種・2種・3種と区分がされています。「並品」などという正札がついている物は、まず、こうした基準を満たしていない可能性があります。ひどい例になりますと、ひび割れているものが平気で混ざって売られている例を以前見かけた事もあります。