2002年11月16日

◆今日の一品◆
H製 井戸
新アイテムは「手押し式ポンプの井戸」です。
昭和30年代、日本のどこの家にもあった手掘り井戸。みんな、大地の地下の恵みで、炊事をし、洗濯をして暮らしていました。しかし、経済の発展ともに水道が普及し、この様な自然の恵みは忘れ去られてしまい、多くの家庭にあった井戸も埋められ、現在わずかな井戸が残っているのみです。
しかし、阪神淡路大震災を契機に、非常時の防災用井戸として急速に脚光を浴び、首都圏の小学校、中学校など避難所となる多くの場所に設置が進められています。
また、自然志向、無農薬志向が進み、首都圏では多くの場合そのままでは飲料水に適さないものの、消毒薬などの薬品を含まない自然の地下水として、煮沸消毒して料理やお茶に利用する方も多くようです。手掘り井戸の設置費用は電気のいらない手押し式ポンプを設置して、防災用を兼ね庭の散水や料理用の水などに使う程度であれば一式120万程度で出来ます。