Diary 2001. 2
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2月28日(水)   沐浴コワ〜イ

曇り(15.5/5)

昨日までは病院でやってもらっていた沐浴。今日からは自分でやらないとね。うちの洗面台、朝シャンができる大きいものなので、あえてベビーバスは購入しなかった。

洗面台の横の洗濯機の上にお着替え、オムツ、バスタオルをスタンバイ。お湯を溜めて、沐浴剤を入れたら準備完了。お姫さまのお洋服を脱がせて、いざ沐浴。

うわぁ〜、暴れる、暴れる。すごい力だよ。今まで人形しか入れたことないからな。実際は大騒ぎよ。じっとしててくれないもんね。お湯が耳に入らないように気をつけてるけど、姫の抵抗が激しい。とくに背中の方を洗うべく、うつぶせ状態にすると渾身の力で抵抗するもんね。ごめんね、ママが入れ方ヘタなのよね。
まぁ、今日はウォーミングアップってことで、ざっとやってみた。私が悪戦苦闘してる、この戦争の最中、初沐浴の様子をビデオ撮りしてるダンナって、いったい・・・。

◆写真◆
左) 「はい、お風呂ですよ。」
右) すごい! 大泣きだぁ〜。

2月27日(火)   待ちに待った退院

晴れ(11.8/2.2)

待ちに待った退院の日。おかげさまで姫も黄疸の数値が悪化することなく、一緒に退院できることになりました。だんなとお義母さんが迎えにきてくれて、分娩費と姫の入院費(日焼けサロンのブース代は別会計なのよ。)を清算に行ってびっくり! 姫の治療費8万円以上。うそでしょ? 1泊2日の日焼けサロン使用料が8万円って、あんた。東京都の場合、後から戻ってくるとは言え、今はとりあえず出さねばならないわけで・・・。

思い起こせば、例の切迫早産なりかけ入院のお金とあわせると、我が家の今年の医療費は半端じゃないね。来年は確定申告にぜったいに行かなきゃ!

入院仲間にお別れをして、タクシーで帰ってきました。

が・・・
私、おうちに帰った途端、いきなりとてつもないマタニティーブルー。
姫をかかえて家出。
両家集合の家族会議。
離婚騒ぎ。
とんでもない退院の日になってしまいました。

◆写真◆
祝 退院!
これから最後の診察があるのを待っているところ

2月26日(月)   抜糸って、やっぱり痛いぃ〜

晴れ(9.6/1.6)

朝の小児科検診で、姫の黄疸の数値がどうにか正常値に戻ったらしい。今日はブースから出て様子を見ることになった。このまま数値がリバウンドしなければ、明日、一緒に退院できるんだわ。

私の方も今日は抜糸と退院検診。久々にお顔を拝見の蛭川先生。出産最後の「痛い」イベントとは聞いていたけど、「ウッ!」ってのを3回。抜糸って、やっぱり痛いぃ〜。しかし、痛いけど、抜糸をした後って、うそみたいに楽になるのね。あぁ、スタスタ歩けるって、幸せ。傷の回復も子宮の回復も順調ってことで文句なく退院が決まった。後は姫の容態だけが心配。

心なしか、泣き方も元気あるし、おっぱいの飲み方もいいような気がするんだけどね。こんなちっちゃい子ががんばってるって、すごい感動的。ちっちゃいなりに一生懸命、生きようとしてるんだもんね。なのに、最近のニュースは虐待の話ばかり。なぜ? って感じ。妊娠してから涙もろくなったけど、ママになってから、この手の話はとんと弱くなった私。ニュースをみるたびに、泣けてきちゃう。世の中、どんなに欲しくても子どもができない人がいるのにね。

私がいないと死んじゃうんじゃないかというくらい、無条件に私を必要としているこの子の顔みてると、絶対に守ってあげなきゃ、って思う。だんなには悪いけど、だんなよりこの子の方が大事。だんなは黙っててもごはんが食べられるけど、この子は私がいないとダメだもん。気がつくと、1時間くらい顔をみてるだけ終わっちゃうから、注意、注意。(笑)
姫が一緒に退院できるかどうかは、明日の小児科検診の後じゃないと不明です。

2月25日(日)   日焼けサロン?

晴れ(8.9/3.6)

朝、姫の指を見ていたら、ずいぶんつめが伸びているのに気がついた。これじゃ、自分でひっかいちゃって、危ないわね。赤ちゃん用のつめきりを借りてきて、初めてのつめきりにチャレンジ! うっ、こわすぎるぅ。こんな小さい指に生えている爪をきるなんて。間違って流血させたらだうしよう! すっごく緊張した・・・。

11時ごろ、小児科の先生に呼ばれて、新生児室にいくと、黄疸が強いから姫を光線治療すると言われました。夕べ、手元に帰ってきてから、確かに姫はおとなしくて、よく寝てくれたもんね。あれって、イイ子っていうわけじゃなくて、具合が悪くておとなしかったわけ? 姫は授乳の時に30分だけ、外に出られて、後は日焼けサロンのブースのような中に入れられることになりました。目のところは光が入らないように目隠しされちゃって、オムツ1丁でブースの中へ。なんか痛々しいわ。

とにかく30分でオムツ交換と授乳をしなきゃならないんで、かわいそうだけど、おっぱいの途中に寝ないように、かかとを指でピンピンとはじいて起こしながら、授乳します。飲ませたら、すぐに新生児室へ。これで治らないと、姫だけ入院になっちゃうんだもん。なんとかいっしょに退院できるといいんだけど・・・。

夜も姫はブースの中。私のベッドのとなり、すかすかしてる感じ。とにかく心配してもはじまらないので、寝ようと思ったんだけど、いきなり私を襲う激痛!! 縫ったところがあまりに痛くて、脂汗。寝ていられなくなったので、看護婦さんに言ったら、痛み止めの座薬を入れてくれた。傷は化膿もしてないし、きれいに治りつつあるらしいんで、一安心。明日は無事に抜糸できそう。とても自分じゃ、こわくて傷口が見られないのよね。私って、けっこう臆病だからさ。
また寝そびれた・・・。

◆写真◆
ちっちゃい手、ちっちゃい爪

2月24日(土)   赤ちゃんと一緒

雨(10.5/4)

朝の5時半に看護婦さんに呼ばれて、赤ちゃんを新生児室に迎えに行った。病院の朝は早いよね。
うんち君とおしっこ君してる。きれいにしようねぇ。うんち君の後は、ぬるま湯でぬらしたカット綿でおしりを拭いてあげます。さぁ、気持ち良くなったところで、おっぱいを飲んでくれたまえ。

今日は午前中「沐浴指導」がありました。赤ちゃんをオフロに入れるやり方を教わるんだけど、助産婦さんは上手だから、赤ちゃんはぜんぜん暴れないんだよね。両親学級の時も人形を使ったし、本番がコワイ・・・。

それと、今日から私もシャワーが浴びられます。二人ずつシャワーに入れるんだ。見るとはなくほかのママのヌード、見ちゃう私。みんな、若いからかなぁ。オッパイがすごーく大きいんだよね。Fカップになるかと思っていた私もDカップどまりで、出産後もあまり変化ないし。いやぁ、みんないっぱい出そうなオッパイしてるよ。

それはそうとして、会陰切開したところがコワイ。そう〜っと洗わないとね。産んだ後も出産って、痛いよなぁ。男にはわかるまい。
今日は土曜日なんで、たくさんの人がお見舞いに来てくれました。さすがに新生児を抱くのはみんな、コワイらしくて、肩に力が入ってるのがわかります。うちのママなんて、3人も育てたくせに、すっかり抱き方を忘れてて、超ヘタクソォ!

それはさておき、赤ちゃんを産んだのに、お腹って、すぐにはへっこまないのね、ってみんなに言われてショック! 当たり前じゃん。10ヶ月もおなかにこの子がいたのよ。子宮がめいいっぱい大きくなったのが、そう簡単に卵1個分に戻るわけないってば。見てろよ、スリムになっちゃうからね。母乳育児すると、やせやすいんだからね。

う〜ん、体重は元に戻ったのに、おなかがへっこまないってのは、確かに不思議かも。みんなには言えないけど、おなか、たるんじゃって、プヨプヨなんだもん・・・。来週からはウエストニッパーしないとダメかもね。

今夜からは夜もお姫さまと一緒。みんなに迷惑にならないように、夜泣きしちゃダメよ。
・・・確かに、うちの姫、夜泣きはしないけど、30分と寝てくれない。他のママが眠れないと悪いと思い、姫が起きるたびに、ベッドと授乳室を行ったり来たり。授乳室にいたら、助産婦さんが私の顔を見て、少し預かってあげるから、寝た方がいいわと、姫を2時間だけ預かってもらって、爆睡かましました。

◆写真◆
左)ガッツ石松入ってます・・・。ほんのちょっとお目々を開けてくれました。お顔がキズだらけで、かわいそうね。
右)おっぱいを飲むのがヘタクソで、笑っちゃった。赤ちゃんも最初っから上手なわけじゃないのね。おなかいっぱいで寝ています。

2月23日(金)   お疲れ休み

晴れ(16.6/8.2)

朝、蛭川先生が病室に来てくれて、「おめでとう! 早く生まれて良かったわね。」と、ニコニコ顔で言ったくれたんで、心にもなかったんだけど、社交辞令で、「先生のおかげですぅ。」と返しておいた。(笑)

通常は出産後5日で退院になるの。その間、(参加は自由だけど)いろいろカリキュラムがあって、今日は授乳指導ってのに参加しました。なにせ、私は子育ての「ど素人」だからね。授乳指導はまず、授乳の仕方や乳首のお手入れのビデオを見ます。ピンクのフリフリがついたネグリジェを着た売れない演歌歌手のようなモデルママが出てくるビデオ。 その後、助産婦さんにズバリ、おっぱいの開通式をやってもらう。あんなもんは自然に出ると思ってるでしょ? 私もそう思ってた。違うんだな、助産婦さんがおっぱいをキュウッてつまんで開通させるんだわ。これがまた痛い。おっぱいの先っぽ、ミルクが出るのは1ヶ所じゃないんだよ。いくつも出るところがあるの。

で、出産して1週間くらいの間に「初乳」といって、黄色い母乳が出ます。この「初乳」が赤ちゃんにとても大切で、お母さんから大切な栄養や免疫をもらうために、できるだけ赤ちゃんに飲ませた方がいいんだよ。とにかく開通させて、がんばって飲ませる。これしかないんだわ。しかし新米ママはなかなかおっぱいが出ないんだよね。がんばってしぼってみてもせいぜい5mlとか10ml。それでも貴重なこの「初乳」を哺乳ビンにためて、出す訓練をしつつ、赤ちゃんに飲ませるために冷凍しておきます。もちろん、赤ちゃんが飲む時間だったら、直接飲ませちゃうけど。それ以外の時間も特訓あるのみ!

どういう間隔で赤ちゃんにおっぱいをあげたらいいかとかも、ここで習います。
それが終わったら、午後は赤ちゃんとずっと一緒。今日の夜は赤ちゃんを預かってくれるんで、まずは育児のウォーミングアップってところかな? プラスティックの箱つきのベビーベッドに入った、マイ・プリティー・ベイビー。下の引き出しには紙オムツとかオシリ拭きを入れる引出しがついてます。

まずはオムツの確認。おしっこしてるかな? うん、してるしてる。私、紙オムツって、触るの、はじめてなんだよね。こんなもんでいいのかな? それからおっかなびっくりオッパイを吸わせてみる。・・・飲んでるぅ〜。私に似て不器用で吸うのが下手なところがまたかわいい! オッパイを飲ませるのって、幸せぇ〜。これぞ、ママになった醍醐味って感じ。5分ずつ交互に吸わせて、その後暖めておいた糖水を赤ちゃんが飲めるだけあげます。って言ってもまだ20ccとか10ccくらいしか飲めないんだけどね。

もう1度、オムツの確認して、授乳完了。
自分の病室にベビーベッドを運んで、みんなで赤ちゃんの見せっこ。入院仲間が見に来てれました。やっぱり3000gを超えた子とそうじゃない子って、大きさがぜんぜん違うのね。中にはすでに眉毛がくっきりの子もいるし。私の赤ちゃんは体重より小さく見える。特にベビーベッドの中で寝てるとね。抱き上げるとマシュマロみたいにふわふわで柔らかいの。このくたくたした抱き心地は今だけの期間限定らしい。

夜は病院で赤ちゃんを預かってくれるんで、今夜まではゆっくりと眠れます。今夜こそ、興奮しないで寝なきゃね。

◆写真◆
左上)右は普通の粉ミルク。左の黄色いのが「初乳」です。
右上)このカートにのせて、ベイビーを移動させます。
左下)オムツが余ってる。(笑)

2月22日(木)   つ、ついに!!

晴れ(19.3/9.4)

夕べの9時過ぎ、私はいつものようにICQをしていた。エッ、これって陣痛だよな? 痛みに時間の波が有る。時計を見ながらそれでもネットをしてた。ん? 10分間隔じゃん。まずいかも・・・。さらに30分経つと7分間隔に。急いで病院に電話して、行くことにした。病院につくまでのタクシーの中でも陣痛の波が私を襲う。

陣痛が来てないときは普通に話せるのに、ひとたび陣痛がくるとうめいてしまう。個人タクシーのおじちゃんは悠長に運転してるし、挙句の果てに大塚病院の場所がわからないときたもんだ。陣痛の間に道案内する私。夜間救急入り口に車をつけてくれればいいものを、正面玄関で下ろされて、よろよろしながら歩いていった。電話で連絡したのに、待合室で待たされた。こういう時って、とても長く感じるのよね。顔見知りの助産婦さんが迎えにきてくれて、いざ陣痛室へ。

ベッドが3つ置いてあるけど、今夜は私ひとりしかいないらしい。出産用のピンクのネグリジェみたいなのを渡されて、お着替えした。モニターをつけて様子をみることになった。「はやくて明け方ね。」と、助産婦さんはにっこりして去っていった。えぇ〜、この痛みが明け方まで続くの?

しかしながら、1時間もしないうちに分娩室へ行くことになった。思いっきりいい陣痛がきてて、ここに来てから1時間半で子宮口が全開になったからね。これまた陣痛の波の合間に歩いて分娩室へ移動。途中で陣痛が来ちゃって、1回、陣痛室へ戻ったりもした。

初めてみる分娩室。手術室っぽくて、なんか怖い雰囲気じゃん。
下はスッポンポンの状態で足を台に乗せる。有無を言わさず剃毛。そして恐怖のカテーテル。なにが「ちょっとチクッとしますよ。」だ。ウソばっかり!! こういうのを激痛って言うのよ。(泣) それから助産婦さんと一緒に「いきみ」の練習。陣痛が来てないときは上手にできるんだけど、陣痛がきてるとそれどころじゃなくなっちゃう。でも上手にしないと赤ちゃんに酸素が行かなくなると言われて、がんばる。私の口元には酸素マスク。これにちょっとしたあこがれがあったけど、今は感激してる余裕なんてないわ。

そして陣痛はどんどん激しくなってくる。「さっきのいきみ、3回ずつしますよ。」と、助産婦さんに言われてやるんだけど、3週間の入院ですっかり体力と筋力が落ちた私、その3回ってのが続かないの。思わず赤ちゃんに「頼む! 1回陣痛お休みして、ママを少し休ませて!」って、頼みたい気分だった。「いきみ」が疲れてしまってできないの。(後から知ったけど、分娩台の足を固定する台、壊れて力が入らない角度になってた・・・。) ともかく2回ずつでもいきんで、がんばること30分。助産婦さんが先生を呼んできて、いよいよという空気が分娩室に流れた。

先生は登場すると私に麻酔の小さい注射を何箇所かチクチクうった。これもけっこう痛かった。麻酔の麻酔がほしい感じ。それから10分。麻酔が効いてるかどうかなんて私にはわからないけど、先生がハサミを持って、助産婦さんが取り上げの態勢をとっているのを私は察した。次の陣痛がきたら、この子が生まれるんだわと思った。ハサミで切られたのなんて気がつかなかった。

助産婦さんに「頭が出ましたよ。はい、もう1度いきんで。」「肩が出ましたよ。もう少しよ。」と言われたときは、ほっとした。それと同時に赤ちゃんが出る瞬間って、気持ちいいと思った。すぐに赤ちゃんをおなかに乗せてくれてご対面! 本当に私のおなかにこの子が入っていたのね。すごい感動!! こんにちわ。女の子だったのね! 次の瞬間、思わず指の数を確認しちゃった。大丈夫、ちゃんと5本ずつあるわ。

って、これもつかの間。淡々と処理に入ります・・・。赤ちゃんは産湯につれて行かれて、私は胎盤を引きずり出された。これがなんとも言えない感覚なのよね。ホラーっぽい感じ。内臓をひきずり出されるって、こんな感じなのかな?と思ってしまった。続いては切ったところを縫ってもらう作業。

これが! これがめちゃくちゃ痛かった。3針って聞いてたけど、作業が永遠と続くように感じた。本当に3針? あんまり痛いから、気を紛らわそうと左腕をかんでいたら、次の日、すごい内出血になってた・・・。さらに、これから8時間はトイレに行けないからと、カテーテルのアンコール。あぁ〜ん、出産って痛いことのオンパレードだわ。(泣)その作業が終わる頃、赤ちゃんもきれいになって私の元に帰ってきた。赤ちゃんの足首には私の名前と番号がついていて、私には同じ番号のついた指輪が渡された。分娩台で横たわってる私の腕に赤ちゃん。なんともぎこちなく腕に抱く。自分の子なのに恐る恐るって、感じになっちゃう。ダンナも分娩室に入ってきて、ビデオやらデジカメで撮影開始。はっきり言って、美しくないママだと思うよ。頭はぐちゃぐちゃだし、疲れ果ててるんだからね、私。2時間休んで、持参した和式のユカタに着替えて、車椅子で病室へ移動。ここでダンナとお義母さんとはさよなら。

時間は明け方の4時過ぎ。今日一日はゆっくり休むように助産婦さんに言われたけど、興奮状態で、とても眠れそうにない。
あぁ、私ってば本当にママになったんだぁ! ベッドに横になって、じんわり感じる。陣痛がきた時からを振りかえってみたりして、結局お昼過ぎまで起きていた。

そう言えば、病院に来てすぐに、陣痛が苦しくて晩御飯を戻してしまったから、胃の中はからっぽ。待ちに待った朝ご飯!・・・のはずだったんだけど。ついてない。なんで今朝に限って納豆なのよぉ。もう信じられない。いいもん、いいもん。ちゃんとふりかけを持ってきてるもの。前に入院していたときは多くて残していた丼飯をぺろっと食べてしまった。9ヶ月ぶりのうつぶせなんてもやってみたりして。

しかし、私ったらよっぽど絶叫したのね。声がかれてるぅ〜。お昼過ぎから夕方まで、ぐっすり寝て、起きてびっくり! この腕の筋肉痛は何? 足がふんばれなかったから、腕の力だけで産んだのよね。腕と言わず、全身の筋肉痛だわ。すぐに筋肉痛になるのは若い証拠。って、言ってられないわよ。ものすごい筋肉痛なんだからさぁ。おまけにオマタは痛いしぃ。円座(別名ドーナツ座布団)を貸してくれるんだけど、ほとんど意味がないわよ。立ってる方が楽なんだから。出産の時に「ち」に点々をさらに悪化させてしまったしね。あはは・・・私、文句ばっかり言ってる。

今日は産んだ日なので、赤ちゃんは病院で看てくれる日。2時過ぎに産んだ私はまるまる1日、病院が面倒をみてくれることになる。これが夜の10時ごろの出産だと、初日から赤ちゃんのお世話をすることになっちゃう。やっぱり1日は休みたいよね。って言うか、休まないと死にます。

新生児室で寝ている我が娘。1等賞にかわいく見える。みんな見て、見て! うちの子、できたてのホヤホヤよ。指輪を見せて、自分の病室に連れてきて、しばらく一緒にいた。う〜ん、ビリケンにそっくり。けど、やっぱかわいい。むふふ・・・。

私の出産は、まだ入院しているお友達の耳に次々に入り、みんなが見に来てくれた。
それがね、一緒に入院していた時のお友達が、昨日二人出産したばかりで、話が盛り上がった。入院生活が長かったから看護婦さんや助産婦さんとも顔見知りだしね。みんなにおめでとうって、言ってもらったわ。

◆写真◆
左上)これがモニター。
右上)新生児室でネンネしてるベイビー。ん〜、よく見えないな。
左下)ぐっすり眠ってます。

2月16日(金)   はじめての外来

晴れ(10.2/2.1)

今日は初めて外来で産婦人科に行った。入院してる時は待ち時間なしでの診察で、とても楽チンだったんだけど、大きい病院の外来って、なんであんなに混んでるのさ? 普通の妊婦検診なのに3時間もかかったわ。おまけに蛭川先生には「これ、痛いでしょ?」と、私の弱点のオシリの痛いところを攻撃されて、涙を流したわ。悪魔ね、あの人。検診の後、助産婦さんと入院の相談とかして、ここ何日か頭痛で悩んでいると言ったら、ズバリ「おいしいもの、いっぱい食べたでしょ? 退院するとみんなそうなのよ。妊婦は粗食に限ります。おいしいもの食べると、いままでの(入院していたときの)食生活とのバランスがくずれて、頭痛になるのよ。」と、言われました。そっか・・・いい気になって食いすぎたせいなんだな。反省・・・。

いい気になって、と言えば、少しでも運動しなきゃと思って、病院までの往復を歩いたのがいけなかったみたい。目下の悩みの種、「ぢ」を悪化させてしまった。歩いちゃいけなかったのよね。涙出るほど痛いぃ〜。
帰りがけ303病棟(私が入院していたところ)に寄って、まだ入院中のお友達の顔を見て帰ってきました。みんなに「早く帰ってこい!」と、ラブコールされてしまった。たぶん、みんながまだいるうちに戻ってくるよん。

2月14日(水)   イボンヌ登場

曇りのち晴れ(4.8/1.2)

バレンタインデーはまだ病院かな?と案じてたけど、帰ってこれたので、ノコと恒例のガトーショコラを作りました。病み上がりの体にはやはりキツイ作業だったわ。
今日はなんとか階段も手すりなしで上れるようになったし、少しづつでも体力を戻さねば。
それよりも私はさらなるピンチを迎えてしまった。私って、おうち以外だとなかなか「う○ち」が出ないのよね。で、昨日おうちに帰ってから出まくって、出まくって。イボンヌになってしまった。イボンヌって何かって? 聞かないでよ。察してよ。ぢです。ぢ。「ち」に点、点。妊婦はなり易いとは聞いてたけど。これがね、歩くのも辛い状態でね。薬屋に駆け込んだわ。ところが薬屋のオヤジが勧める薬がちっとも効きやしないのよ!
痛てぇーよぉ。かっこ悪いよぉ。うつぶせで寝られないしさぁ・・・。一難去ってまた一難の私であった。


◆写真◆
手作りのガトーショコラ♪
うまかった!!

2月13日(火)   出所しましたぁ

曇り(6.6/1.8)

網走刑務所で勤め上げて、出所した高倉健って、感じで退院しましたぁ。あぁ、シャバの空気はうまいぜ。久々に帰った我が家。階段がキツイ。やっぱり手すりなしじゃ上れない・・・。ジジババのためにつけた手すりだったけど、1番最初にありがたみを感じてるのがまさか自分になろうとは・・・。
夜、ずっとずっと食べたかった酢豚を食べに、中華料理屋にダンナと行った。う、うまい!! シャバの飯はなんてうまいの?! このパンチの効いた味!! 思いっきり幸せを感じた。

◆写真◆
私のための「手すり」だったのね。

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